フラワーランド領
アカルイ王国北部、王城であるマダクライ城とその城下町である王都オエツ市を中心に栄えている土地です。 王立地図院や、国の最高学府であるカミザ学術院、郊外にあるガルグイユ黒曜図書館など、王国中の知恵と情報が集まる場所になっています。
マダクライ城のさらに北には氷の海クルエルシーが広がっています。この海に暮らす8つの氏族は王国の統治下になく、現在は表立った対立こそないものの、微妙な関係を維持しています。
アカルイ大街道を挟んだオエツ市の南には小型獣人種アニマニンの住む森があります。彼らはとても愛らしく人懐こい性格をしていますが、無類のいたずら好きでもあるので注意が必要です。
ハイランド領
アカルイ王国の南西部、岩と崖ばかりの土地を切り開いて作られた工業地帯です。
中心のモトキオ市には地下に作られた巨大ターミナル駅があり、外交や交易の重要拠点にもなっています。
このあたりは元々、ヤギのツノを持つ半人半獣種サテュロスたちの土地でした。初代アカルイ王の上の弟が彼らとの飲み比べで引き分けて以降、ともにこの地を治めることになりました。
ハイランド領の南端には良家の子女が通う全寮制の学院があり、他領や他国からの交換留学生を積極的に受け入れるなど、次世代を担う若者たちが親交を結ぶ場としても機能しています。 人とモノの集まるハイランド領は、3領のなかで最も経済的に豊かな土地だといえるでしょう。
モトキオ市
モトキオ・ターミナル
G・ハイランド邸
アイ・ビー廃病院
プラントン学院
ベイスン領
アカルイ王国の南東部、険しい岩山に囲まれた盆地状の土地とその裾野に点在するいくつかの農村で構成された領地です。 主な産業は漁業・農業・畜産業ですが、中心のジャレイク市は昔ながらの城塞都市として、また、蛇女伝説の舞台として、観光業にも力を入れ始めています。
ジャレイク市の中央には地底湖ジャレイクにつながる渓谷が弧を描くように走っており、この大地の裂け目ははるか昔、巨大な蛇女が眠っていた跡だといわれています。 初代アカルイ王の下の弟が地底湖の制圧・監視・研究のために派遣されたことがジャレイク市の起こりであり、市民のほとんどは彼が率いた兵士や従者たちの子孫であるため、軍人の街、英雄の街とも呼ばれています。
アカルイ王国 とは
コンセプトは王道ファンタジーRPG、大団円のXXX年後。 ヒト・ケモノ・マモノが暮らすアカルイの地で、世界の存亡をかけた戦いがはじまったり―― は特にせず、各々が思うままに暮らしている様子をただ切り取る日常系創作世界です。